小学生のほぼ8割は、地球環境のために心がけていることがある
学研教育総合研究所 小学生白書WEB版(2022年9月調査)
小学生の日常生活・学習に関する調査
白書シリーズは、幼児(3~5歳)、小学生、中学生、高校生を対象とした大規模アンケート調査。子どもたちの日常生活や学習、将来つきたい職業や習い事に至るまで、調査内容は多岐にわたります。40年以上前から、時代と共に変わりゆく子どもたちの“いま”を捉え、発信し続けています。
学校でもSDGs(エスディージーズ)の取り組みが始まっています。地球環境を守るために、普段の生活で心がけていることはありますか。
SDGs(Sustainable Development Goals ;持続可能な開発目標)という言葉が広く浸透してきている。が、地球環境を守るために、小学生は普段の生活でどんなことに心がけているのだろうか。
最初に「特に何もしていない」の回答を見ると、全体の21.0%となっていることから、逆にほぼ5人に4人にあたる79.0%の小学生は、何かしら地球環境を守るための行動をとっていることになる。
小学生全体で見ると「水を出しっぱなしにしない」が58.2%、「むだな電気を消す」が52.9%と比較的多く、半数以上が心がけている。続けて、「食べ物を残さない」「ごみの分別」は4割強となっている。一方で、「自然観察会などの行事」や「地域ボランティアの活動」に参加している割合は、それぞれ4.0%。3.2%にとどまった・・・