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第11回 運動遊びのアイテム⑩ 用具を使った運動遊び その3

『子どもを運動好きにするために大人が大切にしたいこと 今こそ、大人が最高のプレイリーダーになろう!』(東京・山梨動きづくり研究会編)より

ボールを使った運動遊び①投げる・捕る

○ボールONボール

ボール2個(1組あたり)を用意する。

①2人1組で向き合って約2メートル離れて立つ。

②一人(A)がボールを両手で持ち、もう一人(B)はAに向かって下手でふわっとボールを投げる。

③Aは両手で持っているボールの上に、投げられてきたボールを乗せる。
うまく乗せられたら成功。

《子どもを育てる!「魔法のかけ声」》

「音がしないようにキャッチね!」

ボール同士が触れる瞬間に、柔らかく少し引くような感じでボールを乗せる感覚を伝える。

《このアイテムのよさやねらい》

ボールを乗せるほうのポイントもありますが、相手がボールを乗せやすいようなボールを投げられるようになることも、この運動遊びの効果です。そして子どもたちが柔らかい投げ方・捕り方ができるようになったら、次は手でボールをキャッチさせてみてください。ボールを捕るコツがわかるはずです。

→こんな発展ができます。

○距離を長くする、ボールの種類を変える。

少しずつ2人の間を広げて挑戦してみる。

バスケットボールとソフトボールの組み合わせ(ペアで違うボールを持つ) など・・・

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