『教育ジャーナル Vol.22』より
教育ジャーナリスト 渡辺 研
1年生の国語、数学――主体的・対話的で深い学びの実現
作品を味わう視点の習得
従来の概念を覆すような授業を見たあとだけに、白新中学校(金山光宏校長)で見せていただいた「(現実の事象を題材にして)生徒に課題への関心をもたせ、タブレットを活用しながら、対話(協働)し、全体交流」という授業が〝オーソドックス〟に見えた。でも現実には、全部の小・中学校が完全な実現を目指しているのはこういう授業だ。
なお、二つの授業は校内研修の一環(一定の期間内に全員が1回、公開授業を行う)として行われたもので、両教諭ともそれぞれご自分の課題をもって授業に臨んでおられた。その意図からは外れるが、授業改善やICT活用の視点で報告させてもらった・・・