ICT教育

メディア・通信機器について
‐通信機器の利用目的・時間/日‐

2021年09月07日
新型コロナウイルス感染拡大の影響か。オンライン学習が急増

学研教育総合研究所 小学生白書WEB版(2020年8月)

小学生の日常生活・学習・新型コロナ対策の
休校に関する調査から

白書シリーズは、幼児(3~5歳)、小学生、中学生、高校生を対象とした大規模アンケート調査。子どもたちの日常生活や学習、将来つきたい職業や習い事に至るまで、調査内容は多岐にわたります。40年以上前から、時代と共に変わりゆく子どもたちの“いま”を捉え、発信し続けています。
白書WEB版から、ICTに関する調査結果をピックアップします。

通信機器について、
1日にどれくらいの時間を費やしていますか。

1日に費やす通信機器の利用目的・時間について、小学生がもっとも利用している割合が高いのは「ゲームをする」(76.0%)で、1日平均46分を費やしていることがわかった。次いで「動画閲覧」(74.4%)は1日平均43分で、2019年度調査と大差ない結果となった。

2019年度調査と比較してもっとも増加しているのは「学習(オンライン授業、動画閲覧、学習アプリ等を含む)」で、26%から42.5%となっており、費やす時間も9分から16分へ増加した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、自宅学習が増えたことがこの結果の一因であることは容易に想像がつき、今後もオンライン学習はさらに発展していくであろう。趣味においても学びにおいても、子どもたちと通信機器はますます切り離せない関係となりそうだ。

【図10】(通信機器を使っている人対象)
以下のような目的で、1日にどれくらいの時間を費やしていますか。(複数回答可)

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