男女共に3割程度が要注意。学年が上がるにつれて増加
学研教育総合研究所 小学生白書WEB版(2021年8月)
小学生の日常生活・学習に関する調査から
白書シリーズは、幼児(3~5歳)、小学生、中学生、高校生を対象とした大規模アンケート調査。子どもたちの日常生活や学習、将来つきたい職業や習い事に至るまで、調査内容は多岐にわたります。40年以上前から、時代と共に変わりゆく子どもたちの“いま”を捉え、発信し続けています。
睡眠時間を削って、深夜までPCやスマホをすることがありますか。(自由に使える通信機器がある人対象)
オンライン授業やオンデマンド講座の拡充により、確実に高まっている通信機器の使用頻度。それに伴い心配されるパソコンやスマホの過度の利用状況はどうなっているのだろうか。
全体の割合でみると、睡眠時間を削って深夜までPCやスマホをすることが「よくある」(5.3%)、「ときどきある」(20.7%)の割合は合計26.0%であり、約4人に1人が該当する結果となった。男女別では、男子は「よくある」(5.1%)、「ときどきある」(20.9%)、女子は「よくある」(5.4%)、「ときどきある」(20.5%)で、男女間の違いは特にないようだ・・・