学習指導・学級経営

小学校国語:ラーニング・マウンテン 
-学びのゴールとプロセスをデザインする-

大妻女子大学教授 樺山敏郎(かばやま としろう)先生 執筆・監修

主体的・対話的で深い学びの実現に向け、個別最適な学びと協働的な学びの一体化を図る授業づくりのために、筆者は”学びの文脈”を子どもとともに創るという理念を提唱しています。この理念を具現化するのが、”ラーニング・マウンテン”(筆者考案)です。

“ラーニング・マウンテン”とは、 「Let’s Climb the Mountains of Learning」(学びの山に登ろう)の略称で、各教科等の単元や題材のまとまりを”山登り”に例えたものです。子どもたち一人一人が目ざす頂上(ゴール)とルート(プロセス)をデザインし、学びを見える化したものです。単元の目標、内容、方法、評価の観点等を構造化して示すことによって、教師はもとより子どもたち自身が学びの現在地を確認しながら、より高みを目ざすイメージがわいていきます・・・

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