『教育ジャーナル Vol.21』より
教育ジャーナリスト 渡辺 研
幼保小を資質・能力でつなぐ
モデル地域の一つ、横浜市で取組を聞いた。現場(により近い立場)として「架け橋」をどう理解したのか。〝会議室〟から理想形を求められても、〝現場〟はそのとおりに実現できるわけはない。横浜市の公立小学校は338校。幼稚園と認定こども園はすべて私立、保育園等と合わせた幼児教育施設は約1500。この状況で可能なことはなんなのか。
「架け橋」を担当するのは、教育委員会ではなく「こども青少年局」という市長部局。同局保育・教育支援課幼保小連携担当の田村憲一担当課長と鈴木暁範担当係長(教委指導主事兼務)にお話を伺った・・・