ICT教育

中学校数学:自ら気付き考え続けるための
『まなびリンク』シミュレーションの活用

〈中学教科通信 2021年5月号 ウェブ版より〉
北海道教育大学附属釧路義務教育学校教諭 赤本 純基(あかもと じゅんき)

数学の学習において、1人1台端末を用いてシミュレーションで試行錯誤することは、生徒が主体的に考え続ける姿といえます。そこで、『まなびリンク』シミュレーションを活用した2つの例を紹介します。

活用例1 課題の明確化の場面

授業内容
中学3年「三角形の角の二等分線と線分の比の定理」
本時の目標
三角形の角の二等分線と線分の比の定理について、
証明の方針を説明できる(思考・判断・表現)

問題提示から明確化までの流れ
① 大型ディスプレイによる問題提示

T:これは二等辺三角形で、∠BAD=∠CADです。BD:CDはどうなるかな?・・・

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