「SDGs」について聞いたことがある中学生は、3人に1人
学研教育総合研究所 中学生白書WEB版(2020年8月)
中学生の日常生活・学習に関する調査から
白書シリーズは、幼児(3~5歳)、小学生、中学生、高校生を対象とした大規模アンケート調査。子どもたちの日常生活や学習、将来つきたい職業や習い事に至るまで、調査内容は多岐にわたります。40年以上前から、時代と共に変わりゆく子どもたちの“いま”を捉え、発信し続けています。
「SDGs」を知っていますか。
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、国連で2015年に採択された2030年までに達成すべき社会課題解決の目標である。「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「質の高い教育をみんなに」「気候変動に具体的な対策を」など17の目標からなり、17色に塗り分けられたカラフルな丸いロゴを目にしている人は多いだろう。
この調査では、「知っている」(10.3%)・「言葉は聞いたことがあるが、意味はわからない」(23.5%)を合わせた認知度は33.8%となり、中学生のほぼ3人に1人は聞いたことがあるという結果になった。学年や男女による差はあまり見られないが・・・